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autobiography.
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世の中は複雑な構造になっている。人間をどんどん分解していくと原子の核、ニューロン、DNAと解明されてないとこまで遡ると果てがない。知っているだろうか。ミクロの世界とマクロの世界では次元が違うということを。ミクロの世界では同時間の記憶を複数持つことができる。なぜ構成する物質を狭めていくと世界が変わるのだろう。僕にはその謎はわからないし、実際量子力学について知識は全くないのだが、ハイデカーのいう世界内存在が広がっているのだろう。どこを切り取っても同じようなフラクタルな社会構造は、単純な構造の重なり合いで複雑さが増している。自分の立ち位置のスケールがわからない。必要なのは上か下か。ミクロなのかマクロなのか。自分が今何をしたいのかわからない。夢の構造はあまりにシンプルすぎて、複雑な構造の一部になりきることができないのかもしれない。

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16世紀は職人が自然に対して畏怖の念を抱いていた。支配権は自然にあり、科学と技術が結晶化され科学技術へと発展していく前段階が構築された時代。科学は技術を尊び吸収していき、エリート知識人がアウェイとする経験主義の職人や医師や画家による技術への追及が、印刷技術の向上によって出版された人文主義者の著書などを下敷きにして、17世紀科学革命への梯子を形成した。しかしその地殻変動のように見られてきた16世紀文化革命と称される思想形態は17世紀にそのまま踏襲されることはなかった。平たく言えば、人間は自然を操ろうと考えたのだ。科学は技術を越境していき物理は過去の権威に頼らず、無から己の頭脳の中の理論から核爆弾を考案するに至った。アナロジーからの是非とは別に、経済水準は高くなり裕福階級も増えた。しかしながら、一部の裕福な諸国だけが科学技術を要して高レベルな生活を維持しているだけで、人口もごく少数だ。一方京都議定書の取り決めで6%のCO2削減を課せられている日本、そしてその他の先進国が温暖化へのアナーキーな状態を看過することができなくなっているように、科学技術のが及ぼした対価である負の遺産が、貧しい国にも平等に支払われている。これはあまりにも理不尽な問題である。しかし、その対価の抜本的な解決策はなく、今時代は足踏みしている。ホワイトナイトが現れないだろうか。全然関係ないけど、石原都知事も自らが発案して設立した新銀行東京の難航を解決してくれるホワイトナイトを待っていることだろう。

現代美術を語る上であるいは作品製作の過程で、コンセプトを明確にすることは作家にとって欠くべきものとなっている。なぜその作品を作ったのかと必ず聞かれるが、重要なことはコンセプトではなく作品それ自体である。後付のように作品に薄皮を貼っていくその行為は卑猥でアートを難解にすることに起因する。ジョンケージも嫌うようなスノピズムの精神で作品を作ることは僕にとっては苦痛である。社会性や通念など訴えかける要素がアートに必要なら、僕はアーティストではないし、まだアートには盲目な僕は芸術家とは名乗れない。ドローイングを描いている最中あるいは本を読んでいる最中に浮かぶアイデアが僕の作品を作る上での原点であり、伝えたいコンセプトはないに等しい。この無責任な放置アートは困惑を含んだカオスである。幅広い興味のためこれといった強みになるジャンルがないことが悩みだが、今はとにかく何でもやってみたい。何を勉強したいのと言われても特に答えようがない。ただ知っているかのように話すスノビッシュには腹が立つ。無知な僕には作品に肉付けはできないのでひたすらに本を読むしかない。話す言葉に信憑性がないので何も話すことができない。ただどうして何もできないと他人が決め付けれようか。判断とは未来のことであり、今決定できることはできない。やってもないし見てもないのに勝手に己のスノピズムな精神で僕が判断されたり誹謗されたりすることに怒りを覚える。現代アートの次なる方向性は多彩さ、多様さにあり、どの方面からでもアプローチが可能だ。中途半端なのが一点集中型であり質は高いが、面白みに欠け、職人志向である。芸術家の考えていることはわからないと言われ素通りされる作品に何の価値があるのか。評論家や批評家のためにコンセプトに助長してもらうのはもううんざりだ。

哀しい歌が聞こえる
僕だけに
場所を選ばず

思考が頓挫する
プライオリティがわからない

今も生きていることが不思議
でも死にたくはない

感覚が客死を迎える
何も感じることができない
旅に出たまま
帰ってこない

誰にも出会わない旅
メタフィジカルな問題は忘れよう
そこに神様はいない

神様は人間など
信じていない

哀しい歌
僕にしか聞こえない

それはとってもとっても

哀しい歌





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